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| 植物園への影響調査は不十分 |
ニュース23号(2003年−11月) |
| 野上 浩(植物園を守る会会員) |
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計画されているマンション建設は、地下住居および地下駐車場を設けるため、地下9メートルにおよぶ構造物が作られる予定です。その建造物、及び建設工事が、小石川植物園におよぼす影響としては次のような点が上げられます。@工事および建造物が湧水および地下水(宙水を含む)の「量」と「質」に及ぼす影響。A当該地での、緑地の激減および地下に浸透する雨水の減少による乾燥化・高湿化の問題。B@とAによる植物園の樹木および植生への影響。現時点では、これらの問題を解明するための資料やデータがあまりにも不足しています。
ひとたび、湧水および地下水、植生に影響が現れた場合には、いかなる代替措置を講じても原状へは戻らないことは明白で、過去の多くの実例がそれを示しています。小石川植物園は大震災時の広域避難場所にも指定されており、ここの水は緊急用としても使われ、関東大震災の時は3万をこえる人々がこの水を利用しました。小石川植物園の水や緑への影響調査を十分に行うべきです。 |
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