● 区民からのメッセージ
 「文京・九条の会」でやりたいこと   ニュース29号(2005年−4月)
文京・九条の会呼びかけ人
             石田 雄 
  三月十五日「文京・九条の会」を発足させるため、区民センターで「九条の会」事務局長の小森陽一氏(竹早高校出身)の講演会が行われた。大きな会場に一杯の方たちが参加されたのは、九条の精神を真剣に考えようとする思いが、広く共有されていることを示すものだった。問題は、これから地域の草の根でこの平和への志を力強いものに育てていくことにある。地道な小規模の勉強会や討論の機会を作ることで、党派を超えた幅広い、しかも根の深い運動を展開することが必要だろう。
 考えてみれば、文京区は「平和宣言」で「英知と友愛に基づく世界平和の実現を希望」することを宣言し、(一九七九年)、「非核三原則の堅持とともに核兵器の廃絶と軍縮を全世界に訴え『非核平和都市』となることを宣言」している(八三年―なお、この宣言の内容が最近の「文京手帳」に書かれていないのは奇妙である)。この考え方を発展させれば、ジュネーブ条約追加議定書で定められた「無防備地域」の宣言を行おうとする大阪市などの運動まで視野に入れることができる。
 しかし当面大切なのは、地域の話し合いを進めることだろう。改憲に賛成な人とも対話を重ね、九条が今日私たちに持っている意味を真剣に討
論することから始めたい