競輪復活、区長も与党もやっと「ノー」  ニュース22号(2003−8月)
 6月23日に開会した第2回定例議会に大きな衝撃を与えたのは24日の一般質問初日に飛び込んで来た石原都知事の「東京ドームで公営競輪を再開する」との都議会での所信表明でした。
私たち「市民フォーラム」は、これまでも各定例会の一般質問で、東京ドームでの競輪復活反対の表明を煙山区長に求めてきましたが、区長はこれまでは「特段の動きがないから推移を見守る」と言う態度で、積極的に「反対」を表明することを避けてきました。しかし、今回の知事の表明に対して、やっと「反対」を明言しました。
 16年間、年4回の区議会定例会に欠かさず出されてきた区民からの「競輪復活反対を求める請願」に対して、いつも「不採択」だった与党も、今回は「反対」で一致したこと(自民党の一部は同調せず)は一歩前進と言えます。しかし、東京ドームの所在区である文京区長ならびに文京区議会がもっと早くから「競輪復活反対」をはっきりと表明していれば、今回のような石原知事の競輪再開の表明はなかったはずで、あまりにも遅すぎた「反対」表明とも言えます。
 石原知事の思い描く東京ドーム競輪はこれまでの競輪のイメージとは違うものと言われていますが、いくらイメージアップを図っても、競輪がギャンブルであることにはなんら変わりはありません。また、長年の区民の運動で後楽園競輪が廃止された際には、後楽園スタジアムに東京都から97億円もの事業転換資金が無利子で融資された経緯もあります。
やっととは言え、区長や与党が競輪復活は「ノー」と表明したのですから、今後はこれまで長年反対運動を続けてきた区民団体をはじめ、区内の様々な団体、そして区民が一体となり、文京区全体で石原知事に「ノー」と言い、競輪復活を食い止めようではありませんか。反対署名を行っていますのでご協力ください。