●「NPM予算編成」では百人削減           2004年9月                                                                                
  9月8日に開会した第3回定例区議会では、「市民フォーラム」を代表して一般質問を行い(2面参照)、また、3月の16年度予算審査特別委員会に続き、15年度決算審査特別委員会を担当しました。
 15年度決算の特徴は、35億円余の実質収支、つまり余剰金を出したことです。この半分の18億円が、家庭で言えば「貯金」にあたる財政調整基金に積み立てられます。
 これまで区は、区の財政状況を区民に知らせる『文京の過去・現在・未来』等で、「財政調整基金から毎年多額の取り崩しを行い、数年で基金が底をつく」と、区民に説明してきました。しかし、15年度決算状況を見れば、取り崩し額は当初の予測より大幅に少なく、2億円程度となります。『文京の過去・現在・未来』等で、毎年の取り崩し額の多さばかりを強調し、財政危機を過剰に煽るのは問題です。
 「決算算審査の審議を予算編成に活かす」として、2年前に決算審査を9月議会に変更しました。しかし実際は、決算審査の審議を待たずに17年度予算編成が着々と進められ、9月1日には、「17年度当初予算編成各部財源一覧表」が発表されました。
 この一覧表に基づき、16年度に多額の借入額を出した福祉部について試算したのが下の表です。総事業費が16年度と同程度と言われている福祉部の借入額は、16年度の1・6倍、7億86百万円に増額し、ニュース25号で指摘した「借金は雪だるま式に増大」以上の結果に愕然とします。「7億円の借金を返済するため百人の職員を削減」とならぬよう、「NPM予算編成」を即刻中止するよう、再度、求めました。