● 2007年 区民が主役の区政に変えるため、猪突猛進!(2007年-1月
昨年は、児童虐待や家族間での殺人、イジメによる小・中学生の自殺、飲酒による交通事故など、「命」が奪われる事件・事故が多く起こり、06年を表す一文字は「命」になりました。今年こそ、「命」が大切にされる一年にしたいですね。 
 「命」以外にも昨年を象徴した言葉は「格差社会」です。好景気の期間が「いざなぎ景気」を越え、大企業や銀行などは大幅に収益を伸ばしました。一方、非正規雇用者が益々増加し、不安定雇用の影響からか、非婚化・少子化がこれまで以上に進みました。高齢者や障害者の負担も増し、格差が一層拡大した一年になりました。
国も地方も、非正規雇用を拡大する施策を推進し、一方で「少子化対策を」と言うのは全く矛盾しています。雇用を安定させ、さらに、男女がともに仕事も家庭生活も両立できる、真の男女平等参画社会の実現こそ、一番の「少子化対策」ではないでしょうか。
 昨年の文京区はと言えば、新大塚公園と元町公園の二つの公園問題、それに大きく関わっている区立小・中学校の将来ビジョン(素案)問題に大きく揺れた1年でした。新大塚公園は、当初の廃止・移転案は撤回されたものの、新中学校の校庭との兼用となり、区民が自由に利用できる公園ではなくなってしまいます。元町公園については、「日本の歴史公園100選」に選定されるなど、さらに重要性が認識され、区は、カスケードなどを残し、「歴史性の継承」を図る案を12月22日の都市計画審議会に示しました。しかし、文化財保護審議会、景観審議会で正式に議論すべきと、再度、継続審議になりました。将来ビジョンについては、PTAを始め、多数の団体から意見書や要望書が出され、アンケートも実施されました。しかし、「区民意見を尊重し、素案を大幅に見直す」との決定はなく、4月の区長・区議会議員選挙まで「素案」のまま凍結されそうです。
 3つの問題のいずれも、区民への情報提供、区民意見の反映などの点で、昨年4月に施行された「文の京自治基本条例」に反しています。4月22日は、区長・区議会議員選挙です。皆さまの一票で、区民の声が活かされる、区民が主役の文京区に変えましょう。