見て・歩いて・考えて
村越まり子が議会や日々の活動、区内外の様々な集会、勉強会、運動等に参加し、見たこと、考えたことをご報告いたします。
● 6月の見て歩いて
 岩崎邸、国立国際こども図書館見学会               6/28(土)
岩崎邸へ見学に出発する前、シビックセンター1階で開かれていた「みんなでつなごう環境の環」を見学しました。区内で活動している環境に関係する団体等がパネル等をを使ってそれぞれの活動を紹介していました。私が会員として参加している「文京の文化環境を活かす会」も参加を検討しましたが、今回は見送りました。
文京の文化環境を活かす会の仲間とともに、洋館の修復が終わり一般公開している岩崎邸の見学をしました。午前中の雨もあがったので、シビックから歩いて行きました。
ベランダを設けていること、あるいは鎧戸を使っているのは、アジアの暑い地域の建築様式の影響を受けているとの説明がありました。
説明員の人が各部屋の様式や、壁紙の修復の仕方、そして暖炉のことなど詳しく説明してくれます。暖炉の上に鏡があるのは当時の流行とのこと。
中庭からみた本館。ヨーロッパと言うよりアメリカの南部にでもありそうな造りです。芝生の庭は今でもとても広いのですが、昔は切り通し坂まで敷地だったとのことです。当時の財閥のすごさがうかがえます。
本館の横にあるビリヤード場のつくりはスイスの山小屋風です。本館とは地下でつながっているとのことです。
岩崎邸から上野の国立国際子ども図書館までも歩くことにしました。途中の上野公園ではヘブンアーティストたちがそれぞれのパフォーマンスを披露していました。石原都知事、銀座に戦車を走らせるのではなく、ヘブンアーティストで一杯にしてくれればいいのですが。
建築家の安藤忠雄さんが修復を担当した国立国際子ども図書館は古い建物と新しく付けられた部分が上手く調和しています。道路から見える部分は、ガラスの入り口以外は古い建物がそのまま修復されています。 壁面には紋章のような飾りがあります。建物裏側に新しく造られたテラスに出ると、この紋章と同じ物を間近でみることができます。
 根津の児童遊園(かめ公園)開園式                 6/26(木)
根津の児童遊園(カメ公園)については、共同住宅建設時に児童遊園を廃止したことについて、区民が裁判を起こしたと言う経緯があります。共同住宅の横に隣接する形で整備されての開園式に、根津幼稚園の園児が参加し、お祝いに元気に歌を披露してくれました。後ろの滑り台はアメリカ製とのこと。男の子たちの人気のまとは、自動車の遊具でした。
歌の後、園児たちがお祝いのくす玉を割りました。式典を見に、根津共同住宅1階にこの春開設した根津保育園の園児たちも出てきました。根津保育園は園庭がないので、この公園を園庭がわりに大いに利用していくとのことです。夏のプール遊びにも使いたいとのことですが、園に近い部分は共同住宅の敷地であるため、自由に使うことができないとのことですが、なんとかならないのでしょうか。
 茨城県会館の見学会・話し合い会           6/21(土)
千代田線根津駅から路地を少し入ったところにある純和風の建物。職員の東京宿舎に使われていたため、外から眺めることはあっても中に入ることはなく、その良さが地元の人にも知られていませんでした。私も敷地の中に入ったのは初めてでした。
庭には池もあり、木造住宅が密集する地域にとって、この空間はとても貴重なものです。丁度クチナシの白い花が満開でした。この庭では四季折々の花を楽しむことができるので、句会を開くにはもってこいの場所ではないでしょうか。
階の和室で懇談会を行いました。3方があいてて風が通り、真夏のような暑い一日でしたがクーラーなしで大丈夫でした。茨城県が丁寧に使用していたこともあり、今ならそんなに修理することなく使えるのでは。
各室の欄間の彫刻、障子の桟がそれぞれ異なっていたりと、なかなか凝った建築です。外国の方への日本文化の紹介に、子どもたちに古い文化を伝えるためにと、様々な利用が考えられます。
子どもと教科書全国ネット21 第6回総会      6/14(土) 豊島区民センター        
 子どもと教科書全国ネット21の総会に先立つ記念講演会では、教育基本法「改正」についての集会なら、「ノーギャラでどこへでも」とまで言って、この問題についてとても熱心に活動している小森陽一東大教授が現在の教育基本法改悪をめぐる新情勢を報告。
 教育や子どもの将来の不安はあまりにも多く、漠然としている。そのため、合理的な思考が停止している状態になっている。そんな時、「教育基本法」が仮想の敵に使われている。
 
千葉大学教授の三宅晶子さんが「心のノート」の問題点を指摘。
 この本は道徳の補助教材ということで検定も受けることなく、著者の名前も明記されていない。つくる会の教科書が歴史や公民と言う教科に限られ、また、教育委員会で採択された地域の学校でのみ使われるのに比べると、このノートは小学校1年から中学3年まで、全国どこでも使われることになり、規模が全く違う。つくる会教科書問題に目を奪われているうちに大変なことが進められてしまった。教育基本法はすでに「改正」されてしまっており、教育内容にまで国家が介入している。
チャレンジ東京をつくる会 総会及び懇親会  6/13(金) 主婦会館プラザエフ   
4月の東京都知事選挙に勇気を持って立候補した樋口さんの健闘をたたえる会に、文京区でのポスター貼り、公選ハガキ書きに協力したこともあり参加しました。負けてもなお、まだまだ元気な樋口さんのパワーに圧倒されました。政権放送のメイクを担当したかつきれいこさんがお祝いに。有事法制に賛成したばかりの民主党の菅代表は、挨拶もなくさっと立ち去ってしまいました。「平和呆けばあさん」の樋口さんの会に、長居は無用と思ったのでしょうか?
 小石川消防団操法(援助技術)発表会    6/8(日) 教育の森公園
例年は火災消火のポンプ操法大会を実施していましたが、今回は直下型地震等発生時に予想される倒壊建物内からの救出・救護を主体した救助技術を競う大会となりました。
どの団も同じことをするのですが、声のかけ方や負傷者への対応などに微妙に違いがありました。そんな細かなところを採点者は見ているのでしょうか。 当日は少年消防団の入団式もあり、進入団員が7つの誓いを読み上げました。このような活動に参加し、学校以外の世界を広げることもいいことですね。
 朗読会・見学会             6/7(土)   旧伊勢屋質店
 歴史・文化のまちづくり研究会が主催した旧伊勢屋質店での朗読会・見学会のお手伝いに「文化環境を活かす会」の仲間とともに参加しました。 
 昨年の11月23日の一葉忌では、約500人の参加者があった見学会を混乱なく行った経験から、今回も朗読会・見学会、そしてお茶の接待などをスムーズに行うことができました。秋に計画中の私たちの会主催の朗読会、ぜひ実現したいと思います。

朗読会の会場になった蔵
には一葉の大きな写真が
今回朗読されたのは文京区で長年、朗読のボランティアをされている成田洋子さん。一葉の文は読むより聞いたほうがいいですね。 今回の私の担当は受付ということで、伊勢屋の古い暖簾が飾られている玄関横の「見世」で質屋さんになった気分で座っていました。
 新宿のローラーボード場
新宿の婦選会館の近くにはローラーボード場があり、少年たちで賑わっています。「楽しむ前に」と言うことで、様々なルールが示されています。文京区でもNPOの「響きの森ネット」が場所等の検討を現在行っています。禁止するばかりでなく、ルールを守りながら遊べる場が必要ですね。


 2003年度婦選会館総合講座             6/3(火)
     海図なき日本の進路を求めて
           第2回 イラク新政権の行方   講師 酒井啓子さん
イラク戦争のニュース番組や報道でおなじみのアジア経済研究所主任研究員の酒井啓子さんからお話をお聞きしました。

イラク・イラン戦争当時、戦争に行く男性に代わり、女性たちが様々な分野を担わなければならなくなり、女性の社会進出が進んだ。その後、経済制裁で仕事もなくなり、女性たちは家庭に引き戻された。

アメリカのイラク復興のやり方はとても稚拙で、なかなか治安等が回復できない。そんな状況をイラク国民は「アメリカがわざとしている」「イラクを民主化したいのではなく、イスラエルのためイラクをつぶしたいだけなんだ」とさえ言い出している。

日本はそんな下手な占領をしているアメリカに追随してイラクに入るのではなく、「国連の枠で支援をしましょう」と言ったほうが、アラブ社会への大きなメッセージとなる。

わかりやすくお話をされる酒井さんに、雑誌アエラのタイトルで気になっていた「イラク軍とアメリカとの密約」について質問させていただきました。

戦争回避のために国務省は動いていた。かつてイラクの参謀をし、デンマークに亡命していた人が行方不明になった事件はアメリカのCIAがからんでおり、その参謀の出身地では戦闘がほとんどなかったとのことで、やはり裏では様々
な画策があったとのことでした。
 第16回女と健康国際行動デー in JAPAN集会   6/1(日)
                                  文京区男女平等センター
母の状態が好転したので予定通り参加することができた集会、会場の男女平等センターB研修室が満員になりました。各地で起こっている男女平等へのバックラッシュへの危機感からでしょうか。

イラク攻撃をし、さらに北朝鮮に対しても強硬な態度を取っているブッシュは、性や生殖についても、「中絶反対」と言う自分の価値観を自国だけではなく、援助を行っている諸外国にたいしても広めようとしているとのこと。

男女平等条例づくりについては、千葉からの報告の他、会場から板橋区、富山市、そして文京区からも状況報告がありました。文京区の場合、反対している与党側の勉強不足か、条例の中身に対し全くと言っていいほど反論がありませんでした。でも、各地の様子を聞いていると、今後は予断を許さないのではと思いました。